2011年11月2日水曜日

神戸Jazz やっとMix終了

今回の神戸Jazzは最新の機材を使っての、マルチレコーディング方式で録音をスタートさせました。昨年の神戸Jazzの録音時の体験を活かし、今年は完璧なシステムを構築しました。
PA用のデジタル卓をヒビノ音響(日比野会長)さんに我が儘をお願いし、DiGiCoシステム使わせて頂きました。もちろんPAオペレートは現役バリバリの方にお任せし、私の方はそのデジコ卓のタワーからMADI信号を、1本の同軸でいただいてくる。メインPA卓、ミュージシャン用PA信号もこのタワーからのパラ分けである。数十年前に規格化されたMADI規格、現在このように利用されている事を考えると素晴らしい規格だったんだな・・、と考えさせらました。このMADI 出力を(なんと同軸ケーブル1本で48チャンネルオーディオ出力)中継室に引き込みRMEのMicstacyに入れ、PAでは必要じゃないオーディエンスマイクを2本プラスし計50chでの録音になりました。
本番当日は私の50本のマイクミックスのアウトにFM、Ustream、がぶら下がるため、MADI信号をスタインバーグのNuendoに入れ込みモニターミックスでぶら下がり各社に音楽を提供してあげました。Ustreamを見てくれたユーザーさんからは音良かったよ ! 。と激励。久しぶりのダイレクトサウンドの送り出しで疲れましたが心地よい疲労感で終了しました。
東京に帰りNuendoでEQ、COMP、等々エフェクトを加えトラックダウンを行い、完成したマスター
音源をWaveLab-7に立ち上げマスターリングを行い3週間をついやした神戸Jazz '11のマスターサウンドが完成です。

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