2011年7月13日水曜日

7月は超スケジュールでした

暑い!!。いかがお過ごしですか?、当方は老体に?鞭を打ち、毎日のスケジュールに対応しています。 しかし、何度も言いますが湿気が多く暑すぎです。 さて、先月ですが面白い商品の発表会に参加致しました(ZOOM H-2n発表会)。その面白い商品とは、 録音が出来るポータブルレコーダーで、超小型ながらマイクロフォンを2ペアー内蔵した優れものです。 本体の中に、マイクが2ペアー内蔵!、サラウンドレコーダーか?、もちろんサラウンドのレコーディング も出来ますが、もっと素敵な魅力を持ったスペックになっています。 内容は、サブマイクとしては通常のXYマイクがセットされていますが、メインマイクの方が、一般の方にはあまり馴染みがないと思いますがMS方式のマイクがセットされているのです。 SM方式とは、位相差録音の出来るマイクセット方式で、ノイマンSM-69等がプロのスタンダードになっている方式です。 2つのマイクロフォンユニットを直角にセットし、正面を向いたマイクユニットを単一指向性(M)にし、 もう一方のマイクユニットを双指向性(S)にセットし、単一指向性のマイクユニットと双指向性マイクユニットの正相側をLch、単一指向性マイクユニットと双指向性マイクユニットの逆相側をRchとし録音をするという考えのマイクセット方です。 メリットは双指向性マイクユニット(S)のゲインをコントロールする事により、ステレオ感の広さをコントロール出来る素晴らしい考えの方法です。 つまり録音時に双指向性(S)マイクユニット側のレベルを上げるとステレオ感が広がり、双指向性(S)マイクユニットのレベルを下げることにより正面に聴けるセンター音源の実在感をより上手く表現する事が出来るのです。モニターしながら(S)成分をコントロールし思いのままのステレオ感を記録できるのです。 もちろん録音時にM/Sレベルをコントロールせずにそのまま記録し、録音後PC等でM/Sのコントロールをすることも出来るのです。 是非一度この方式でユニークな録音体験をして頂きたいと思います。